子供も大満喫♪冬でも楽しめる2泊3日奄美大島旅行【2日目】

こんにちは、travel amami編集部です。

冬の季節でも楽しめる、子供と一緒にめぐる奄美大島のおすすめ旅コース2日目のご紹介です♪1日目はこちらをご覧ください。

レンタカーで奄美大島巡りスタート【２日目】

前日の晴天が夢だったかの様に、この日は朝から曇天＋雨。天気予報でも1日雨となってる。でも、奄美の天気は変わりやすい。そして、トンネルを１つ通ったら晴れていることもあるよとの事だったので、雨でも晴れても楽しめる所を選んで周っていきます。

お天気の心配がない場合は、マングローブでカヌー体験や、海遊びなどのアクティビティもおすすめです。この冬の季節、ホエールウォッチングも人気とのこと。ガイドさんに動画を見せてもらいましたが、大きな鯨が潮吹きながら泳いでいました。こんな体験も日本ではなかなか出来ないので、子供の心に残るアクティビティの１つになるのではないかと思います♪

名瀬の高台に建つ、名瀬高千穂神社でご挨拶

旅行中には、地元の神社へご挨拶。これをする様になってから、旅行中、奇跡みたいなことが起きたり、恵まれることが増えてるなと実感しています。

2日目の早朝に訪れたのは、名瀬の中心街から歩いて１０分ほどの所に建立されている、「名瀬高千穂神社」。少し狭い道を登った先に、駐車場も完備されています。※駐車場の外側は月極駐車場で、真ん中の箇所が参拝者用駐車場になっているので、ご注意ください。

本殿の脇道には、水神様も祀られています。

御朱印も書いていただけるので、御朱印集めをされている方は御朱印帳もお忘れなく。

神社によっては、ちょっと厳しめの空気を感じたりしますが、名瀬高千穂神社は、とても暖かく穏やかな優しい空気が流れていました。奄美大島の土地へ訪れることが出来たことへの感謝の気持ちと共にご挨拶。

おみくじは、こどもみくじもありました♪子供と一緒に楽しめます。

ボリュームたっぷり！懐かしさ感じる定食屋「よってみ亭」

マングローブのカヌー体験をする近くにある、定食屋さん「よってみ亭」。

約40種類くらいのメニューの中から、選ぶことが出来ます♪子供用のメニューはありません。ただ、わかめうどんや、ちゃんぽんなどはあるので、子供でも食べれます。※ジュースはありません。

値段も、600～1500円以内で食べれて、なんといってもボリュームが凄い！お財布にも優しいお店です。

お持ち帰りも電話注文で可能なので、晴れた日には、お持ち帰り弁当にして、浜辺や公園で食べるのもおすすめです。お弁当が出来るまで約30分～1時間程なので、その時間を考慮してご注文くださいね。

奄美大島の特産品・搾りたてたんかんジュースでビタミン補給

よってみ亭と後にして、国道58号線を瀬戸内町方面へ南下していくと見えてくる、「元井農園」さん。

2月は奄美大島はたんかんが美味しい季節。たんかんは、年平均気温が19℃〜22℃の湿度の高い地域に育ち、ビタミンCがみかんの2倍あるとされています。想像以上に甘くて濃い味です。

元井農園さんでは、その場で絞りたてジュースを味わうことができます。子供でも体験できるので、親子で楽しめます。お値段も、大人は500円で、中学生までは300円で体験可能なのが、嬉しい。

しぼりたてのジュースはとっても甘くて、何度でも飲みたくなっちゃいます。お土産にたんかんも買えるし（国内線は、たんかんは持ち込みOKな果物です）立ち寄りスポットというより、2月に奄美大島に行くなら、是非、おすすめしたいお店です！

瀬戸内町に、トトロのバス停が出現！？

更に国道58号線を南下していくと、瀬戸内町へたどり着きます。今回の目的地は、瀬戸内消防署。消防署！？となると思うのですが、実はここ、ただの消防署じゃないんです。

あの有名なジブリ作品「となりのトトロ」に出てくるバス停があるんです♡かわいい。

このバス停、本当のバス停ではなくて、瀬戸内消防署の方が作ったとのこと。こういったおもてなし心は、旅人の心にふわっとした温かさを運んでくれます。

よく見ると、木々の所やバス停の中に、こだまも発見。

子供と一緒に、こだま探しも楽しめます♪

奄美大島で一番の強敵を見学！奄美観光ハブセンター

トトロのバス停で写真を撮った後は、晴れてた日は、そのまま近くの「ホノホシ海岸」や「ヤドリ浜」などへ足を運ぶのもおすすめです♪

今回は、夜にナイトツアーを申込んでいたので、戻る時間も考慮したら、他の瀬戸内の観光スポットへ寄らずに名瀬へ移動しました。

名瀬に戻ってきてからは、ナイトツアーの待ち合わせ時間まで、まだ時間もあったので、奄美観光ハブセンターへ。

昭和の空気が漂うレトロな外観。中に入ると独特なにおいが…。なんだろうと思っていたら、お見せの人が「ハブの匂いだよ。」と教えてくれました。

ハブの匂い！？言葉で表現しずらい、なんとも独特な香り…。是非、実際に行って体感してみてください。

ハブセンターには、生きたハブを見学することが出来ます。ハブに出逢いたくはないけど、普通に明るい場所を選んで歩いていたら、早々にハブに出逢うことはないので、実際のハブを見たい方は、おすすめの施設です。

かつては実際にマングースとハブを戦わせていた様ですが、現在はビデオでその様子を視聴していきます。ハブについて色々学べるビデオで、普段ハブの生態について学ぶ機会がない子供に学ばせるにはよい時間となります。

標本や資料もたくさん展示されています。お土産コーナーもあるので、ハブ製品のお土産を購入したい方にもおすすめな場所です。

ハブは金運・開運に効果があるとのことで、お守りを購入。お財布の中に入れておくとよいみたいです♪

アマミのクロウサギを探しに、ナイトツアーへ参加！

奄美大島と言えば、アマミノクロウサギ。夜行性なので、夜にならないと見学することが出来ません。ナイトツアーも中々なお値段するし、会えなかったらなぁとか思っていたけど、参加して、本当に良かったです。ガイドさんから教えてもらえる奄美大島で暮らす動物たちの生態や、注意点など、ただ訪れるだけでは知ることができなかった奄美大島を知ることが出来ます。子供にとっても、生きた学びとなり、大変貴重な時間と思い出を作ることが出来ます♪

今回、お世話になったのは、「元祖ナイトツアー」さん。ここでは、４WDジープで見学することが出来ます♪これこそ、非日常空間。

見学する時は、天気によって幌を張ったり、フルオープンにしてくれます。フルオープンになった時の開放感はたまらなく気持ちよいです。ただ、冬の季節はとても寒いので、厚手のダウンなどを用意していくことがおすすめです。

フルオープンにしたら、ハブが上からふってきたりしないの？と心配になりませんか？私も心配でしたが、30年間運営をしてきて、そんな事例は1度もないそうです。どうしても心配な方は、幌を張ってもらうと安心かなと思いますが、ガイドさんが本当によく周りを見てくれているので、出来れば、フルオープンの開放感を味わうことをおすすめします。

アマミノクロウサギに出逢うことができました♡その他、奄美に生息している動物たちに出逢うこともできました。

遭遇する率は、自然が相手なのでその日によって違うみたいですが、ガイドさんが色々と話してくれる間もずっと周りを見ていてくれるので、色々な動植物を見ることができました。

この日は小雨が降る感じだったので、お星様を見る事はできなかったけど、晴れた日には星空を見ることも出来るとのこと。ライトがないと、本当に真っ暗なので、それはとてもきれいな星空なんだろうなぁと想像しながら、色々な動物たちの鳴き声に耳を傾けながら、暗闇の世界を存分に楽しみました。

歩いたりしないで、動物たちを守りながら、ジープに乗ってゆっくりと奄美大島の動植物たち観察できるナイトツアーは、是非参加して欲しいアクティビティの1つです。

遅い時間でも営業中の「よろこび庵」で夜ごはん

ナイトツアーに参加すると、帰ってくる頃には21時を回ってしまいます。お腹もペコペコ。（お子様の年齢によっては、ツアー参加前にご飯を食べておくことがおすすめです。ただ、17時ころとかに待ち合わせになるので、だいぶ早い夕ご飯にはなりますが…）

名瀬の繁華街で、遅い時間までやっている「よろこび庵」で夕食へ。

夜の2時まで営業しているので、飲んだ後に〆めのお店として訪れる方も多い。この日も、22時ころでしたが、前に2組くらい待っていました。

店内は、座敷とカウンターがあるので、子供連れでも食べることが出来ます。

奄美の郷土料理・鶏飯も食べることが出来ます♪

活きた学習体験が出来る奄美大島は子供の最高の学びの場

奄美大島の自然や、唄、郷土料理、地元の方とのふれあいなど、奄美大島は遊びの中から活きた学習体験が出来る、子供にとっても大人にとっても、最高の学びの場所。

普段では体験できないことを、たくさん経験することができて、それはきっと、子供たちにも大切な思い出として心に刻まれる体験となると感じます。

自然と共存していくとはどういう事なのか？観光目的だと見失いがちになるけれど、奄美大島は、私たちに大切なことを教えてくれる、大切な島です。